能登を想う新たなプロダクト【輪島の雫】発売開始
- 四十沢木材工芸
- 8月31日
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2024年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県能登・輪島のまち並みや暮らしに甚大な被害をもたらしました。被害を受けた多くの家屋は解体され、長年人々の生活を支えてきた建築木材も、その役目を終えようとしています。そして今、震災から2年近くが経ち、能登のことは人々の意識から薄れつつあります。そうした中、これらの古材に新たな命を吹き込み、能登の記憶と想いを未来へつなぐことを目指し誕生したのが木のプロダクト「輪島の雫(しずく)」です。
製作のきっかけは2024年夏、能登に来て下さったボランティアの方々からの「せっかく輪島に来たのに思い出となるようなものが買えない」「なにか輪島との繋がりを感じるものがあればいいのに…」という言葉でした。当時、まだ輪島ではお土産などを販売する店舗はなく、県外から来られた方は帰りの道中、金沢駅などで何か能登にゆかりのものを買って帰るような状況でした。
輪島らしい想いのこもったもの、帰ってからも心を繋いでおけるもの。それを持つことで、また輪島に来たくなるもの。そういうものがあればという想いから「輪島の雫」は生まれました。
商品名:輪島の雫
発売日:2025年10月1日予定
素材:能登半島地震で解体された家屋の古材仕上げ:無塗装(素地仕上げ)、漆漉し紙包み・紙箱入りサイズ:直径約35mm × 高さ約55mm(手のひらサイズ)
価格:1,980円(税込)
販売場所:四十沢木材工芸Gallery&Shop、茅葺庵、重蔵神社、輪島市内の酒屋など店舗、各地でのイベントほか
デザイン:Oji & Design 大治将典
サポートメンバー:勝山浩二、窪田千莉、菅原春香、松田剛
協力:
のと古材レスキュー(石川県輪島市三井町 のと復耕ラボ)https://notofukkolabo.net/kozai/
丹青社